2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。

あれから今日で10年が経ちましたが、津波の映像を思い出すと怖くなります。

東日本大震災以降も、九州では集中豪雨や熊本地震、台風被害など毎年のように災害が発生しています。

災害が発生した時に電気・水道・ガスの中で一番早くに復旧するのは

電気と言われていることはみなさんもご存じだと思います。

今はオール電化の家も多く電気がないと生活ができないといっても

過言ではありません。

先日、エコキュートのメンテナンス方法をお伝えしましたので

今回は、非常時のエコキュートについてお話ししたいと思います。

電気、水道が止まった場合、お湯はりなどの機能は

使うことができませんが、エコキュートの本体に貯まっている

お湯は生活用水として使用することができます。

1.断水したとき

①漏電遮断器を「切」にする。

②給水元栓を閉める

③逃し弁レバーを上げる

④市販のホースを非常用水栓に差し込む

※ホースがなければ下にバケツを置いても大丈夫です。

⑤お湯を出す

ダイヤルを持ち、左に回します。

※熱いお湯が出る可能性がありますので、火傷には十分注意をしてください。

お湯(水)を出している間は逃し弁レバーを下げないようにしてください。

タンクが破損する恐れがあります。

⑥お湯を止める

ダイヤルを右に回します。

⑦逃し弁レバーを下げる

以上の工程でタンクの水を生活用水として使用ができます。

タンクから生活用水を抜いた後は貯湯ユニット・ヒートポンプユニットの水抜き

が必要です。前回紹介したエコキュートのメンテナンス方法を参照ください。

私たちができることは、

・防災グッズの準備・見直し

・地域の避難所の確認

など、家族や親せきなどと確認し、備えていきましょう。